【書評】ITシステムの罠31

ITシステムの罠31 – A.T. Kearney 安茂 義洋 (著), 栗谷 仁 (著)

システム開発の失敗あるあるネタ満載である。

システム開発をやっていれば必ず遭遇するであろう失敗に対する、
経営者、事業担当、開発担当の3者それぞれの対策を提言されているため、
ITシステムに携わる様々な立場の人に、大いに参考になるのではと思う。

システム開発に携わる人のバイブルと言って過言ではないだろう。
それも特にビギナーの人にとっては始めに読んでおきたい本である。
プロジェクトマネジメント系の教科書よりは、余程実用的であり、腹に落ちやすい。

肝に銘じるべき著者のメッセージを引用する。

いつまでに何が必要なのか、それはなぜか?といった目的設定がされないまま、システム開発が進められることがままある。これでは開発自体は迷走するし、作られたものはユーザーに使われないか、使われても経営の役には立たない。

目的は、具体的な業績管理指標として表現することができる。売上増加やコスト削減といった財務指標にこだわる必要はない。納期短縮、顧客満足度向上など、より中間的なオペレーション指標を目標にすることも可能だ。

大切なのは、経営層・ユーザー部門・システム部門間の共通言語として機能することである。また、ビジネスとしての価値が明確であることだ。システム構築自体が目的化するようなことがあってはならない。

Kindle本より、紙の本を買うときの方針

Kindle本(電子書籍)か、紙の本のどちらを購入するか、皆さんは何を元に判断しているだろうか。

筆者は迷う時があるので、一度、紙の本が、Kindle本より良いところを述べてみる。
・目に優しい
・パラパラめくれる
・頭に中々入らない部分を読み返せる
・装丁がかっこいい
・本棚に置いて見せつけられる(!)
・所有する満足感

今更ながら、こうして見ると、紙の本は自宅向きとも言える。
つまり、自宅でじっくり読む・読まないかで判断するのがシンプルだ。
例えば、分厚い技術書なんかは、紙の本が良いだろう。
どんどん読み進める小説は、Kindleで良い。

ところで、Kindleの日替わり・月替わりセールは、お目当ての本によく遭遇するし、大変良心的な価格なので、気に入っている。

【書評】刑務所いたけど何か質問ある?

過去に書いたブログから転載:

「刑務所いたけど何か質問ある?」を読了。
堀江貴文氏の、刑務所シリーズ本の最新巻である。

前作の「刑務所なう。」と「刑務所わず。」の漫画を
1つにまとめたもので、前作を読んでいなかったので
こうしてまとめて読めるのは有難い。
刑務所の生活がどういうものか、著者は何を体験したのか、
リアルに描かれている。

ツラい状況でも、意外と楽しんでいる!?感じがして、
妙に笑いをそそるシーンもいくつかある。
(本人はきっと認めないだろうけど。。)

本の中では触れられていないが、それ以外にも
メルマガ執筆や読書等もこなしていたはず。
さぞ忙しかったに違いない。
そして、落ち込んでいる暇は無かったのではなかろうか。。

キンドルで410円(2016/1/9時点)というのも安いし、
まだ刑務所シリーズを読んでいない人は必読である。