Linux(CentOS)にNTFSをマウントする方法

過去にLinux(CentOS)のサーバに、NTFSのディスクをマウントする必要があったので、その時の解決策をメモする。

例えば、CentOSのサーバから、WindowsPCにデータを外付けHDDで移行するために、
NTFSの外付けHDDをCentOSのサーバでも認識させる必要があるシーンにおいて活用できる。

CentOSサーバ — 外付けHDD — WindowsPC が構成のイメージだ。

1. 前提

CentOSのバージョン

カーネルのバージョン

ディスクの状態

/dev/sdb1がusbdiskでNTFSファイルシステム。今回、このusbdiskをCentOSにマウントしてみる。
とりあえず、何もパッケージを入れない状態でマウントしてみると、失敗する。

2. 解決方法

必要なパッケージをインストール

必要なパッケージは以下の5つである。

  1. dkms-2.1.1.2-1.el5.rf.noarch.rpm
  2. dkms-fuse-2.7.3-1.el5.rf.noarch.rpm
  3. fuse-2.7.4-8_12.el5.i386.rpm
  4. fuse-ntfs-3g-2013.1.13-2.el5.rf.i386.rpm
  5. kernel-devel.i686 0:2.6.18-406.el5

※5は、1に必要。5を先に入れないと、次のようなエラーが出る。5は、yumでインストールできる。

※4をインストールする前に、3を先にインストールする必要がある。

マウントする。

マウントできているか確認する。

-> /mnt/usbdiskにマウントできた。

ファイルシステムタイプを確認する。

-> ちゃんと、NTFSとして認識していることが確認できた。

CentOS 6.7 に PostgreSQL 9.5 を yumでインストールする手順

はじめに

CentOSの初期設定では、PostgreSQLはbaseリポジトリからインストールされるようになっている。

PostgreSQLのyumリポジトリの追加

PostgreSQLは、公式の yum リポジトリを提供しているので、そのリポジトリを指定してインストールするように設定を変更する。


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サーバ構築時に最初に設定すること

久々に、linuxのサーバを新しく構築する機会があった。
そこで、「最初に何から設定しようか」と考えたり、
ネットで検索をしたりするのが手間だった。
今後の参考とするために、「サーバ構築時に最初に設定すること」をメモする。
※なお、linuxの場合の内容である

  •  yum update
    →まずは最新のパッチを当てておきたい

LPIC304 ~Linux仮想化と高可用性~に関する用語

LPIC304(LPIC Level3)の「Linux仮想化と高可用性」に関する用語をまとめる。
(※注意)記載の情報は、2016年2月7日現在

記号

  • /etc/drbd.conf
    • DRBDの設定ファイル名
  • /etc/ha.d/authkeys
  • /etc/ha.d/ha.cf
  • /etc/ocfs2/cluster.conf
    • OCFS2ファイルシステムの構成ファイル
  • /etc/xen/
  • /etc/xen/auto
    • Xenの仮想マシンを自動起動させるために、仮想マシン構成ファイルのシンボリックリンクを作成するディレクトリ
  • /etc/xen/xend-config.sxp
  • /usr/lib/ocf/resource.d/heartbeat
  • /usr/lib/ocf/resource.d/pacemaker
  • /var/lib/heartbeat/crm/cib.xml

A

  • AFS
    • Andrew File Systemは、分散ファイルシステム
    • クライアントはサーバ上のファイルをローカルにキャッシュすることで、同ファイルへのアクセスを高速化することが可能
    • Kerberos認証を使用し、ディレクトリ毎にアクセス制御リストを持つ
  • AMD-V
  • APC power switch

B

  • backendセクション
  • balance
  • bridge-utils

C

  • CCS
    • Cluster Configuration System
  • cib
    • cluster Information Base
  • cibadmin
  • cibadmin -o
  • clulog
    • クラスタのログメッセージをsyslogに送る
  • clushutdown
    • クラスタを停止する
  • clustat
    • clustatはクラスタの状態(メンバー情報、quorumビュー、構成済みユーザーサービス)を表示するコマンド
  • clusvcadm
    • クラスタのユーザサービスを制御するコマンド
  • CLVM
    • Cluster Logical Volume Manager
  • CMAN
    • Cluster Manager
  • Coda
    • AFS2の後継として開発された分散ファイルシステム
  • Conga
    • RHCSをリモート管理するWebベースの管理ツール
    • サーバ/エージェント型のアーキテクチャを採用
    • サーバコンポーネントはluci, エージェントコンポーネントは、ricciと呼ばれる
    • luciには、ブラウザ経由(https)でアクセスする
  • connect
  • Corosync
    • メッセージングとメンバーシップを提供するクラスタ基盤サービスである
      • メッセージング: ユニキャスト/マルチキャスト/ブロードキャストによるクラスタノード間通信を行う
      • メンバーシップ: クラスタに参加するノードを判定し、ノード間の通信を可能とする
  • crm
    • Pacemakerが制御するリソースを設定するコマンド
  • crm no-quorum policy
  • crm_mon
    • クラスタの現在の状態を表示するコマンド
  • crmadmin
  • crmd
    • Cluster Resource Management Daemon

D

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