Vagrantで共有フォルダのマウントが失敗するときの対処方法(ffiをインストールして解決)

現象

vagrant upで仮想マシンを起動する際、以下のようなメッセージが出て、共有フォルダのマウントに失敗することがある。

原因

ホスト⇔ゲスト間のフォルダ共有機能はGuest Additionsが提供しているが
ホスト(VirtualBox)とゲスト(Guest Additions)でバージョン不一致があるとマウントエラーが発生するようだ。

実行環境
Vagrant: 1.8.1
VirtualBox: 5.0.16
GuestAdditions: 4.1.6

対策

vagrant up時に自動的に新しいバージョンのGuest Additionsに更新してくれる「vagrant-vbguest」というプラグインがあるので、インストールしておくと良い。

インストール手順

しかし、’ffi’がインストール出来ないとのエラーが出た。

以下のコマンドで’ffi’をインストールする。

再度インストールを試みる。

vbguestのステータスを確認する。

ゲストの方がホストより古いため、ゲスト側をアップデートする。

Building the shared folder support module[ OK ] と出ていればOK。
(Building the OpenGL support moduleのエラーは無視してOK)

最後に、仮想マシンを再起動する。

仮想マシンの起動時に、共有フォルダのマウント失敗が解消された。

Vagrant1.7.2 が VirtualBox5に対応していなくてErrorが出る

Vagrantのコマンドを叩くとエラーになる。
VirtualBoxをアップデートしていたら、いつの間にかVagrantに対応していないバージョンに上がった模様。

調べると、Vagrantのバージョンをあげれば、対応可能になりそうとの事で、
上記のvagrantのダウンロードサイト
にアクセスし、最新版の1.8.1をダウンロード・インストールする。

再度vagrantコマンドを叩いてみる。

今度はコマンドを認識し、解決した。

VirtualBox(Mac)で仮想ディスクが拡張できない場合の対処法

VirtualBoxでWindowsの仮想マシンのディスクを増やす方法を調べたのでメモする。

  • ホストOS: Mac
  • ゲストOS: Windows

はじめに、容量を増やすコマンドを実行する。

VirtualBoxのGUIから仮想マシンの設定、ストレージを見ると容量が増えている。

※ここで注意が必要なのは、仮想マシンにスナップショットが作られていると、仮想マシンのOS上では、「コンピュータの管理」の中の「ディスクの管理」で当該ディスクを見ると未割り当て領域が「できていない」状態になってしまっていること。調べてみるとスナップショットが存在するとここが変わらないとのことで、スナップショットは削除する必要がある。

※削除に時間がかかり、うまく行かない場合はクローンして起動する。

仮想マシン上で未割り当て領域が見えれば、ようやくディスクを増やすことが出来る。