Vagrantで共有フォルダのマウントが失敗するときの対処方法(ffiをインストールして解決)

現象

vagrant upで仮想マシンを起動する際、以下のようなメッセージが出て、共有フォルダのマウントに失敗することがある。

原因

ホスト⇔ゲスト間のフォルダ共有機能はGuest Additionsが提供しているが
ホスト(VirtualBox)とゲスト(Guest Additions)でバージョン不一致があるとマウントエラーが発生するようだ。

実行環境
Vagrant: 1.8.1
VirtualBox: 5.0.16
GuestAdditions: 4.1.6

対策

vagrant up時に自動的に新しいバージョンのGuest Additionsに更新してくれる「vagrant-vbguest」というプラグインがあるので、インストールしておくと良い。

インストール手順

しかし、’ffi’がインストール出来ないとのエラーが出た。

以下のコマンドで’ffi’をインストールする。

再度インストールを試みる。

vbguestのステータスを確認する。

ゲストの方がホストより古いため、ゲスト側をアップデートする。

Building the shared folder support module[ OK ] と出ていればOK。
(Building the OpenGL support moduleのエラーは無視してOK)

最後に、仮想マシンを再起動する。

仮想マシンの起動時に、共有フォルダのマウント失敗が解消された。

【書評】社長失格

社長失格 板倉 雄一郎 (著)

読み終わった後は、なんとも悲しい気持ちになった。

若くして会社を起こし、初めの調子の良さから一転し、
後半は急降下していく様子が赤裸々に語られている。

著者の抜群のアイデアと実行力から会社を初めは
急成長させることは出来たものの、
サービスを強固に維持し続けられるための、
・現場の開発プロセス、優秀な人材
・社長の補佐役
がなくてはならない事を痛感した。

著名な夏野剛氏や、ビルゲイツ氏の登場もあり、
物語にのめり込むことが出来た。

著者がビルゲイツにはしたたかにやられてしまったのも、
ビジネスにおけるシビアさを垣間見る思いがした。