読み終わった後は、なんとも悲しい気持ちになった。
若くして会社を起こし、初めの調子の良さから一転し、
後半は急降下していく様子が赤裸々に語られている。
著者の抜群のアイデアと実行力から会社を初めは
急成長させることは出来たものの、
サービスを強固に維持し続けられるための、
・現場の開発プロセス、優秀な人材
・社長の補佐役
がなくてはならない事を痛感した。
著名な夏野剛氏や、ビルゲイツ氏の登場もあり、
物語にのめり込むことが出来た。
著者がビルゲイツにはしたたかにやられてしまったのも、
ビジネスにおけるシビアさを垣間見る思いがした。